<モタスポ>8時間耐久ガマン大会

高い金を払って、暴走族を8時間見続けるという、バカげたことをしてきました。


場内実況は、ご存知ピエール北川。
この人、盛り上げ上手なんだよ。
ピットウォーク中にバイクの曲芸があったんですけど、
「出たー、ジャックナイフーーーー!
 そのままターーン!!」
「どんどん難易度が上がってくるぞ、今度は何をやるんだ!?
 タンクの上に立って?出たーーー!!キリストーー!!」
 どうだと言わんばかりのこの両手ーーー」


7000円で買ったS2席(F1だと4万円)に座り、
ピットにいるレースクイーン達を望遠で撮りまくってました。
来年はピットウォークにも参加しよう・・・。
さすがに、8耐レースクイーンのレベルも高かったです。


レース開始まで時間もあったし、観戦券に遊園地の乗り物乗り放題も付いてたから
観覧車に乗りました。
「のんびり景色でも見よう」って。


9時開園を待って観覧車に乗り込もうとしたら、すげえエンジン音が聞こえてきた。
慌ててタイムスケジュール見たら、「ウォームアップ走行」
って書いてあった・・・。


でも、観覧車からバイク見たかったから別にいいんだ!!
気付いたら1周しちゃってて、景色全然見てなかったけどね。

観覧車から降りてきて、指定席でウォームアップを見る。

めっちゃ速ぇぇぇぇ!!
全然撮れねえっつうの。
もうこうなったら勘ですよ。
フェンスは邪魔になるし、人の頭は邪魔だし、
実際に綺麗に映せるのって、ほんのちょっとしか無いんですよ。
ほとんどブレてた。


その後は、日陰で休みながら、10時30分にまたS2へ。
コースインが始まってた。
ライダーやレースクイーンがいっぱいいたんですけど、
ほとんど裸な人もいました。


ライダー紹介の後、フォーメーションラップ(で良いの?)
2周もするから驚いた。

フォーメーションラップが終わって配置に着いたのに、
まだ2分半も余ってて驚いた。
きっちり11:30に始めるために普通に2分も待って、カウントダウン。

大きな混乱もなくスタート。

10分ほど見た後、スプーンへと旅立ちます。
途中で冷やし中華を食べ、水分を補給しながら、まずはシケイン

ずーーーっと歩いて、やっとスプーン。
でも、入り口の所で引き返しました。
本当は、もっと奥の方まで行きたかったんだけどね。
スプーンの奥の方って一番好きだなぁ。
アクセルのオンとオフがはっきり分かっておもしろい。


ヘアピンの辺りの自販機の日陰(アスファルトの上)で寝てる人がいてビビッた。
でも、こんな人がゴロゴロいます。
まるで砂漠のように、少しでも日陰を見つけて休憩します。
ていうか、何しに来たんだ?


そして15時頃プールへ行って来ました。
観戦券を持ってると800円で入れるんですよ。
プール内にも、8耐観戦グッズを持ってる人がいっぱいいた。
みんな考えることは一緒。


熱くなった体をプールで冷やしてクールダウン!
と思ってたのに、更衣室で着替えてたらどんどん汗が引いていくんですけど。
今日はあんまり暑くないね。


浮き輪に乗って流れるプールを何周もするぜ!
って思ってたのに、1周で飽きた。
子供多いし、プール小さいし、プールから上がったら寒いんですけど。
ああ、帰りてえ・・・。


2時間は遊ぶつもりが、1時間を待たずして上がりました。
鈴鹿サーキットのプール、子供にはいいかもしれないけど(遊具はいっぱい)
大人には物足りないな。
ガッツリ泳ぐ所も無いし。

プールから上がって、赤福氷を食べました。


プールから上がって、予定通り東コースを1周します。
同行者(バイクどころかレースに興味無し)には
ダンロップコーナーの所は高台になってて景色もいいからピクニックみたいだよ。
と言っておいたのですが、
そんなことよりも絶好の撮影ポイントがあったので、どんどん歩いていきます。


F1だと、セッション中に移動すると、車の見える場所は人だらけなんですよ。
みんなセッション前に場所取りしてますからね。
それが8耐はどうだ。
F1だと金曜日から場所取りをしないと見れないような場所が、
普通に空いてる。

それが嬉しくて嬉しくて。


撮影ポイントで撮影。
ふと横を見ると、あこでも撮影できる。
すぐに移動して撮影。
ちょっと移動すると、もっといい角度から撮れる。


それを繰り返してダンロップからF席まで移動した所で、
同行者(8耐なんて来たくなかった)の機嫌がすっげえ悪くなってるのに気付いてしまいました。


ちょうどF席が日陰になってた為、ちょっと休憩。
ゴザを引いてしばらく寝てました。


寝ころびながらレースを見るという最高の贅沢を味わいながら、
ゴールをグラスタで見るために移動します。
FからS2までけっこうありますよ。


気を遣って同行者の荷物を持ってあげたりしながら、
ゴールの45分前にグラスタへ。
もう陽が落ちかけです。


えっと、ここまでラジオもテレビも見てないんでレースの展開が全く分かんないんですけど、
えっと、誰が一番?


あ、カウントダウン。
おめでとう、8時間。
おめでとう、打倒ワークス。


来年の課題は山積みです。


ただ、S席で一度でも見ると、もう他の席に移れない。
とみんなが口をそろえて言う気持ちがやっと分かりました。
S席って、ただのストレートだからおもしろくないと思ってたのに、
一体感というか、お祭り状態なんですよ。
レーススタートは興奮するし、ゴールも感動。


来年も行きたい。そう思えるレースでした。