セカチューをバカにするやつは俺が許さない

今更ながら、セカチューを見ました。
地上波でやってたし、他に見たいテレビも無かったから。
今まで、映画館で見た弟とレンタルビデオ屋に行った時に
「これ、見た方がいいと思おう?」って聞いたら
「別にいいんちゃう?」って言ってたからDVD貸りてまで見ようと思わなかった。
(弟とは映画の趣味が合う)



印象としては、
白血病長澤まさみ・無菌室から連れ出すという暴挙に出て、周りに助けを求める。
おじいちゃん・結局浮気だろ



見ましたよ、最初から。
あ、ネタバレでもいいよね。
あ、最初の方はネットしてたからよく見てないけど、お葬式のあたりからちゃんと見だした。

なんか、「耳を澄ませば」のような展開。
でも、「見てる方が恥ずかしいわ」っていう空気でもなく、
見てて微笑ましい。若いねぇ〜。って感じ。
あの雰囲気だといくら二人きりでも何もできないだろうな、って思う。



で、発病だ。
あれはね、死にかけた人なら痛いほどよく分かる。
「まだ生きてるのに」
「なんか眠れないの」
「明日も生きてるのかなぁ?」
まだ生きてるのに生命保険の話をされたり、
親戚中がかわいそうな人を見る目で見舞いに来たり、
夜眠ると、もう起きられないような気がしたり。
分かる、分かるぞ、アキ。



で、問題の連れ去りも、ダメだけど、あんなことしたら強制退院ものだけど、
そんなに悪いとは思わなかった。
「助けてください!」も、その場のことを言ってるんじゃないんだな、って思った。
いろんなことが積もり積もって、出た言葉なんだと思う。
末期ガン患者のために願いを叶えてあげるのが善意なら、
さくちゃんのこの行為も、責めることはできない。
もちろん、周りに迷惑はかかるし、自分もしんどい。
でも、自分なら、あの時、どこか行きたい場所があったら無理してでも行ってたと思う。
(脳の手術も怖くなかったぐらいだし)



結論:セカチューはおもしろい。
んで、やっぱ純愛だわ。



あ、ちょっとうるっときました。鼻水はすすってたけどね。