親も知らない

SNTKBSM2004-11-09

最近食欲がすごくてさぁ。
いつもの食事だけじゃ全然足りんのよ。
食後にチョコを食べたりパンを食べたり、ぱくつくわけですよ。
それで、今日もチョコを食べてたら、左奥歯に穴が・・・。
やべえぞ、これ。けっこう大きいじゃん。
ちょっと堅いの食べたら歯が砕けるんじゃないかってぐらい空洞がある。
慌てて夕方に歯医者に行った。


歯医者で治療なんて何年ぶりだ。
10年ぶり?
初めての歯医者だから最初にアンケートみたいなの書かされた。
Q:今までにおおきな病気にかかったことはありますか?
A:3年前
Q:その病名
A:分かりませんでした



案の定「これはどういうことですか?」って聞かれた。
まだ病名をカミングアウトする勇気はないから「突然意識が無くなるんです」
「・・・今は?」
「今はほとんど大丈夫です」
「・・・はい、分かりました」
分かったの?今ので?
この欄は一生書くことがないと思ってたのに、書くことになるとはなぁ。
これからも病院に行く度に書くことになるんだなぁ・・・。



待合室でドラえもんを呼んでたら、さっそく診察室に呼ばれた。ここの病院、空いてるなぁ。
診てもらったら、親しらずが虫歯だってさ。右も左も。C3って言われた。
右の下の親不知はまだ生えてないんだって。
とりあえずレントゲンを撮って、再び診察。



今の状況は、穴が開いてるけどまだ神経にまで届いてないから痛くはないけど、
そのうち必ず痛くなる。治療しても良いけど、奥歯だから痛い。
「抜け」とは言わないけど、暗に「抜いた方がいいよ。」と誘ってくる。
うーん・・・。と考え込んでたら
「この、今飲んでる薬の・・・。」
と、確認をされて、先生がどっかいった。
薬でも調べに行ったんですか?

助手の人に「抜いたら痛いですか?」
「麻酔も痛いですか?」
「時間かかるんですか?」
「手術で取るっていう話も聞くんですけど、大丈夫ですか?」
「明日は仕事できますか?」と質問責め。
「上の方だから、そんなに痛くはないと思いますよ」
と、さらっとかわされた。



観念して「抜きます。抜いて下さい」
と言ったらペンチとかいっぱい持ってこられた。
見てるだけでも痛い。
それにしても先生遅いな。
あ、先生。よろしくお願いします。
「このテグレトールっていうのは、てんかんの薬になるんですけど?」
「そうみたいですねぇ。主治医のお医者さんはてんかんじゃ無いって言ってたんですけど、
この薬で治ったんですよ」
「最近はもうなんとも、ない?」
「そうですね、ほぼ」
ということで、麻酔。
「だいぶ緊張してるねぇ、リラックスしてね」って5回ぐらい言われた。



「はーい、抜きますよー」
メキメキって3回ぐらい聞こえて、あまりにもあっけなく
「はい、終わりましたよ」
「もう終わったんですか!?」
「痛かったですか?」
「全然痛くなかったです」
言った後に、ちょっと大げさすぎたかな。って思ったけど、
麻酔もあんまり痛くなかったぜ、次に抜くときもよろしくお願いします。