ご近所物語

SNTKBSM2004-11-01

たしか高校を出てすぐぐらいの頃、友達の家で「ご近所物語」を読んだ。
「毎回来るごとに1冊ずつ読んでいく。」
と言っていたが、結局1巻しか読むことができず、もう8年も経っちゃった。
で、8年ぶりにご近所物語を読んだわけだ。
なんか、他の漫画とごっちゃになってんだよね。



新しくできた高校で、1年生しかいなくて自分たちで文化祭の伝統なんかを作っていく。
っていう内容だと思ったけど、全然違うじゃん。
なんならいきなり2年生やし。
バイクに乗れないとか、バディ子とかオムライスが好きとかはしっかり覚えてたけど、
あの漫画、なんだったんだろう・・。



僕にもご近所さんがいたんですよ。
ユキエちゃんって言って、同い年。同じアパート。
よく遊んでたけど小学3年になったら遊ばなくなっちゃった。



思い出すなぁ、バレンタインの日。
チョコボールをくれたから当然自分にくれたかと思ったら
「お兄ちゃんに渡しといて」って言われたときは泣きそうになりましたよ。
小学2年生でもそれぐらい分かりますよ。
「ギリやで、ギリ」って言ってたけど、当時義理チョコなんて言葉知らなくてさぁ、
下痢が入ってると思ってたんだよね。いや、ほんと。
ウソならもうちょっとスマートなウソつくって。



チョコ?渡しませんでしたよ。だって悔しいじゃん。
自分で食べましたよ。罪悪感?もちろんありました。
次の日に「ちゃんと渡しといてくれた?」って言われて
「・・うん・・・」って答えておきました。
義援金しかり、募金しかり、人づてに渡すんだから、ちゃんと本人に届かないことは覚悟した方がいいんですよ。子供のうちから。



後日、それがバレたような気がするけど、あんまり覚えてない。
バレたような気はする。まぁ、どうでもいいけど。