脳波

1年ぶりの脳波の検査です。
午後2時からってことで、1:30に行ったのに、30分待たされた。
暇だったから本でも見ようと思ったけど、全部子供本。
戦隊物とか文字がばかでかい絵本とか、動物ものとか。
でも、30分も待たされたら見るじゃないですか・・・。

2時ちょっと過ぎに呼びに来たのは、男の人。
過去7回ぐらい脳波の検査受けたけど、男の人は初めてだ。
受付の女の人(いつも受付の人がやってる)が、ちょいきれいだっただけにちょい残念。


今日はいつもの昼寝を抜いてきただけあって、コードを付けてもらってる時からうつらうつら。
まるで散髪中のようです。
でも、なんか、密着しすぎじゃないですか?
あの、背中にちんこ当たってるんですけど。
ワザとですか?
今までこんなことなかったのになぁ。
そういう先入観で見てしまうと、この人が篠井英介のような感じに見えてきた。
「はぁい、このまま倒れてくださいね」
「次前の方いきますね」
なんて言われても、ちょいビクっとする。



前の方のコードを付けられてる時、美容院で前髪を切ってもらってる時みたいに
目をつぶるじゃないですか。
そのまま寝てしまったらしく、
ドアをパタンと閉じる音の後、
「はい、目を開けてください。・・・・はい、閉じて下さい」
を3回ぐらい繰り返した後
「はい、目を開けて下さい・・・・もうちょっとがんばってください」
って言われたから、たぶん途中で寝ちまったんだろうなぁ。



検査後、今日はそのまま診察です。
「こんにちは」
と言うと先生は脳波を見ながら
「おはようございますと言った方がいいかもしれないですねぇ」
ああ、やっぱり出てますか。
「ほとんど寝てますねぇ。たまに起きても、寝よう、寝ようとしてますね」
脳波は特に異常なしです。


前回(http://d.hatena.ne.jp/SNTKBSM/20050514)取った血液検査での血中濃度は、4。
まだ薬が効いてる。
単純に半分に減らしてるのに、まだ充分に効いてる。
でも、もう大丈夫だろうと。


テグレトールを飲みだして、3年と8ヶ月。
当初の予定では、2年半だった。
最初の内は、たしかに薬をやめるのを希望してた。
でも、最近ではビタミン剤のように、至極当たり前のように毎朝飲んでいた。
そして、体調が悪くなった時でも「大丈夫、薬は毎日飲んでる!」と自分に言い聞かせてやってきた。
逆に言えば、薬を飲んでるから安心できた。
それをやめるとなると、これからは何を支えにがんばればいいんだ。
あの地獄の苦しみがどんなに辛いか、今でも忘れることはできない。
気合いとか、がんばりとか、そんなもので克服できるようなものじゃないってことはよく分かってる。



・・・ちょっと弱気になりすぎたな。
それというのも、先生が
「濃度が4あるから、薬は効いてる。
 それを飲まなくなるわけだから、確実にゼロになる。
 そうなったらどうなるか分からない。
 ただ、大丈夫だとは思う。
 なんかあったらいつでもいいから金曜日に来て。
 あ、もちろん緊急だといつでもいいからね」
って言うからさぁ。
まぁ、今までも2日続けて飲み忘れた時もあったけど何ともなかったし、
たぶん大丈夫だろう。


明日からだ。
3日以降は未知の領域だ。
一生飲み続けるわけにはいかないんだし、ここでがんばらなければ。
最近はだらだらした日記になってたけど、ここはまた闘病日記に戻ります。